複合機にはどういったものがあるのか解説します

複合機と言えば、だれもが知っていると感じますが、意外と聞かれると知っていることが少ないことに気が付きます。たくさんの種類や機能などを見ていくと新しい発見があるでしょう。まず複合機とはそもそも何かと言えば、通常、複写機(コピー)・FAX(ファクス)・プリンター・スキャナーなどの機能がすべてまとめられている機器を意味します。しかも最近の複合機は、オフィスを便利にする働きがより多彩になってきています。例えば、パソコンから直接FAX送信させることで、紙をいらなくしています。また逆に、複合機で受信したFAXを、データに変換する機能がついており、そのままPCに転送することもできます。さらに複合機自体にハードディスクが入っているものもあります。つまり直接的にデータが保存できるようになっています。そのほか、合成印刷や製本機能、または独自アプリケーションで利用者に合わせて機能を付加できたりします。

ビジネス現場での主流「デジタルフルカラー+モノクロ複合機」

以上のようなものは、代表的な機能ですが、思ったよりたくさんの機能があるために、業種によっては製本機能などはいらないよと言われる方もいるでしょう。そのため複合機は、ますます業種や用途に合わせるような組み合わせが多くなっています。まさにバリエーションの豊かな製品がぞくぞくと出ています。大きく3種類くらいに分けてみてみましょう。第1は「デジタルフルカラー複合機+モノクロ複合機」です。これはビジネスで広範に使用されているもので、基本機能に加えて、ハイスピード印刷、ネットワーク対応、暗号化によってセキュリテイ対策などを持っているものです。かなり手頃な価格になっているため、複合機業界の主流と言えるでしょう。もちろん、紙代の節約を心掛けるための「集約印刷」「両面印刷」などは常備されているといえます。

「デジタル広幅複合機」と「プロダクション機(POD)」

第2が「デジタル広幅複合機」です。これは、大判の図面、ポスターなどを印刷するために使用されるものです。もともと広い幅の用紙に対応した複合機ですが、メーカーによっては、大きいものだけではなく、小さいものに対応できるものもあります。はがきサイズやA0 (841 × 1189 ミリ)の極小サイズまで対応できるものも出ています。もちろん設計図面の印刷とさらにこの図面を電子化するスキャン機能やFAX(ファクス)機能も備え、ますます高機能化しています。第3が「プロダクション機(POD)」です。「プリントオンデマンド」などとも呼ばれているもので、印刷業界で広範に使用されています。高画質で、長尺(横7mなど)にも耐えられる印刷が可能です。さらに厚紙印刷もできるなど多彩な機能を持っています。以上のように、複合機は働くスタイルさえ変えるほどますます進化しています。